弊社の特色をちょっと詳細に
【徹底したスコアリーディング】
徹底した事前のスコアリーディングにより常に音楽的に的確な映像をとらえます。
ソロ楽器を的確に撮るのはもちろん、リピートなどがある場合、1回目はメロディ、2回目はオブリガードを、というように、単にメロディを追うだけではないカット割りを心がけています。そして時には、演奏解釈のキモにまで、私たちのカメラは迫ります。
演奏指導や演奏家としてのキャリアとともに、映像、音響技師のキャリアも併せもつスタッフだからこそ、従来の単なる記録映像とは違う「映像作品」を提供出来るのです。
【超高画質撮影】
DVDはもちろん、フルハイビジョンブルーレイをメインターゲットにし、ビデオサンプルは4:2:2、色精度10bit、ビットレートは最高220Mbpsまで対応の高画質録画。ブルーレイでも持て余す超高画質フォーマットを用いた4台のマルチカム撮影で見応えある作品をご提供します。
全機光学25倍ズームレンズを搭載、広いホールでの撮影でも迫力ある映像作りが可能、さらに指揮者用カメラはワイヤレスリモートが可能。より多彩なバリエーションを撮る事が可能になりました。
【クラシックに特化した録音システム】
高品位な録音機材の導入はもちろん、長年のノウハウの詰まったマイクセッティングにより、どのような編成の収録にも完全対応。
ワンポイント録音とマルチマイク録音を演奏曲目、ホールごとに使い分け、一般的なビデオ業者では考えられない上質な音声で作品の質をグンと押し上げます。
音楽モノの映像作品制作なのですから、当然音質も最上級のクオリティでなければ、全く意味がないと考えます。
【こだわりのパッケージデザイン】
専属デザイナーを擁するほど弊社がこだわった、もう一つの特色がジャケット・盤面のデザイン性の高さです。
映像本編のオープニング・エンディング映像にもこのクオリティが活きています。
また、お客様からご提出いただいた演奏会のプログラムやチラシのデザインを踏襲・リデザインして利用することも可能です。
使用機材等のご案内
【使用撮影機器】
■■ 現場収録機器 ■■
カメラは舞台撮影に向いた業務機、SONY XDCAM PXW-X180を3機、さらに、舞台上から指揮者用としてPXW-X70を1機使用。舞台上のカメラはワイヤレスで基本操作はもちろん、パンチルトまで可能。さらに、BlackMagicDesign社のVideoAssist使用により、より緻密なアングルを作り、同時にProResでのバックアップも可能となっています。
■■ スタジオ編集機器 ■■
グラスバレー社のEdius、アドビ社のPremiereを用い編集、そのほかAfter Effectsなども適宜使用しています。
高精度、かつ高信頼な編集システムを導入し作品作りに生かしています。
【使用録音機器】
■■ 現場収録機器 ■■
マイクにはDPA社4006、4037、4021、4061、2011などを使用、それらマイクの卓越したサウンドを最大限活かすHAにはMillennia社HV-3Dなどを使用、さらに、その超高品位なアナログ信号を余すところなくデジタルデータに変換させるため、Lynx Studio Technology社Aurora(n)を使用。これにより、最高192kHz24bitの「真」のハイレゾレコーディングが可能となっています。
■■ スタジオ編集機器 ■■
Avid社のProToolsをホストアプリケーションにし、Waves L2/L3、AudioEase Altiverbなどを用い整音致します。
CD化の際にはマスタリングソフトにスタインバーグ社のWaveLabを用い、これにより信頼性の高いマスター制作が可能になっております。
また、BD/DVDのサウンドトラックにはDolbyDigitalなどの圧縮フォーマットは用いず、LPCM・48kHz・16bitの非圧縮音声を用い、サンプルレート・およびビットレートの変換にもWaveLab(Apogee UV22)を用い、高品質なマスターデータの特性を聴感上維持したまま製品化しています。
【DTP環境について】
■■ デザイン環境 ■■
業界標準である、アドビ社のCreativeCloudを導入しています。macOS、Windows環境、どちらにも対応しておりますので、デザインデータ入稿も安心です。
■■ 印刷環境 ■■
最新鋭CTPを導入する印刷業者に発注し、高画質・短納期・低価格を実現しています。
【収録実績】
■■ 弊社が収録したソリストたち ■■
気がつけば色々な方の録音をして参りました。アマチュアオケのソリストとして収録した方も含めご紹介いたします。
【ヴァイオリン】
• 山口裕之(NHK交響楽団第一コンサートマスター)
• 澤和樹(東京芸術大学教授)
• 石田 泰尚 (神奈川フィル首席ソロ・コンサートマスター・組長)
【チェロ】
• クリストフ・ヘンケル(フライブルク音楽大学教授)
• ルートヴィヒ・クヴァント(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第一首席奏者)
【フルート】
• 菊池香苗(ソロフルート奏者)
• 植村順子(ソロフルート奏者・シマムラミュージックスクール講師、フルートアンサンブル・ジュイール主宰)
• 小池 郁江(東京都交響楽団)
【クラリネット】
• アンドレアス ヴィーゼル(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
• ヴェンツェル・フックス(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者)
• その他多数(日本クラリネット協会主催・クラリネットフェスティバル収録につき)
【オーボエ】
• 渡辺克也(元ベルリンドイツオペラ管弦楽団首席奏者)
【ファゴット】
• ミヒャエル・ヴェルバ(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団主席奏者)
【サキソフォン】
• 原ひとみ(東京吹奏楽団)
• 須川 展也
【ホルン】
• シュテファン・イエツェルスキー(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)
• ヴォルフガング・ヴラダー(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
• 西條貴人(東京都交響楽団)
• イジィー・ハヴリーク(チェコ・フィルハーモニー管弦楽団)
• その他多数(つの笛集団・東京ホルンカルテット収録につき)
【トランペット】
• クリストファー・マーティン(シカゴ交響楽団 The Adolph Herseth Principal Trumpet Chair)
• 佛坂咲千生(NHK交響楽団)
• 久良木文(シエナウィンドオーケストラ)
• エリック・ミヤシロ
【トロンボーン】
• 奥村晃(新日本フィルハーモニー交響楽団)
• ジョセフ・アレッシ(ニューヨーク・フィルハーモニック首席奏者)
• 西田幹(熱帯JAZZ楽団バストロンボーン奏者)
• 鳥塚心輔(東京交響楽団首席奏者)
【ユーフォニウム】
• 外囿祥一郎(航空自衛隊中央音楽隊ユーフォニアムソリスト)
【テューバ】
• 佐藤和彦(新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者)
• 阿保貴志(1986年第3回管打楽器コンクール第3位)
【うた】
• しゅうさえこ(NHKおかあさんといっしょ・うたのおねえさん)
• 崔岩光(世界的ソプラノ歌手)
• 井上あずみ(天空の城ラピュタなど、ジブリ作品で活躍の歌手)
【ピアノ】
• 金子浩三(ソリスト)
• 佐藤卓史 (新進気鋭若手ピアノ奏者)
• 船本貴美子(新進気鋭若手ピアノ奏者)
• 田村 響
• 浦山 純子
【ここでひっそりと、簡単な自己紹介を】
◆代表:Mitsuru T
1960年代終盤、東京生まれ。トランペット吹き。
トランペットを武蔵野音楽大学・井上雄二氏に師事、ウィーン・フィル首席トランペット奏者、H.P.シュー氏、W.ジンガー氏に酒場で薫陶を受ける。
8歳のころ、地元少年少女吹奏楽団にてトランペットを預けられて以来どっぷりとのめり込み、中学、高校時代はコンクール漬け。高校卒業後は専門学校にて音響技術を学ぶ。
音響技術、映像制作に強く関心を持ち、映画音響の世界にはまりこみ、極東コンチネンタル株式会社(現・コンチネンタルファーイースト)入社、ドルビーステレオコンサルタントアシスタントを務める。この経験がのちのレコデザインインクの設立に大きく寄与する。
1999年、レコデザインインク設立。映像と音響のハイレベルな融合を見るクラシック音楽の映像作品制作に心血を注ぐ。
現在、暇を見つけては都内アマオケで細々とラッパを吹いたり、夜な夜なランカーシーバスを追い求め東京湾奥に通ったりしている。
◆カメラマン:Mugumi I
1970年代後半生まれ。フルート吹き。
『娘には絶対ピアノを習わせる!』という母の気合いのもと5歳からピアノを始める。その後吹奏楽に出会い、中学ではホルン、高校ではフルートを担当。某短期大学音楽科をフルート専攻で卒業してからも、フランスにてP・ピエルロ氏のマスタークラスを受講するなど勉強を続ける(でも…Je ne parle pas très bien français!)。
これまでの仕事としては、カワイ音楽教室、島村楽器ミュージックスクールフルート科講師としてレッスンを行ったり、教会でのブライダルプレイヤーとして活動。中学校音楽の教員免許を活かし、臨時教員として学校教育に携わった事も。
また、短大時代の仲間とフルートカルテットを結成、コンサートも行う。アマオケでの演奏は約15年くらい…大好きなのはブラームス♪
現在は、小学校にやっと入学した娘を抱え、新米ママ(?)として育児とレコデザイン仕事に奮闘中!!